- きょうし
- I
きょうし【供試】実験や試験に提供すること。IIきょうし【姜詩】中国, 後漢の人。 二十四孝の一人。 妻の龐氏(ホウシ)とともによく母に仕え, 江水を苦労して汲み, また膾(ナマス)を求めて供した。 ある日, 庭に泉が湧き出し, 味は江水のようで, その上, 毎朝二尾の鯉を出したという。IIIきょうし【嬌姿】なまめかしい姿。 嬌態。IVきょうし【強仕】〔礼記(曲礼上)「四十曰強, 而仕」に基づく。 身体強壮の意〕四〇歳の異名。 不惑。V
「年~に満たず, 翠(ミドリ)の髪を剃り落し/太平記 4」
きょうし【教士】剣道・弓道・なぎなたなどの武道団体が与える称号の三階級の中で, 中位のもの。 一定の審査を経た五段以上の者に与えられる。→ 範士→ 錬士VIきょうし【教師】(1)学校などで, 学問・技能・技術などを教える人。 先生。 教員。(2)宗教上の指導をする人。VIIきょうし【教旨】(1)教えの趣旨。(2)宗教の趣旨。VIIIきょうし【狂死】気が狂って死ぬこと。IXきょうし【狂詩】江戸中期以後流行した, 漢詩体の滑稽・洒脱を主とした詩。 卑近な俗情を, 漢詩形式に仕立てたもので, 当時知識人の間に広まっていた文人趣味を背景としている。 江戸の寝惚(ネボケ)先生(蜀山人), 京都の銅脈先生(畠中観斎)が代表的作者。→ 狂文Xきょうし【筐笥】竹で編んだかご。 筐(カタミ)。XIきょうし【経紙】写経用の紙。 きょうがみ。XIIきょうし【郷試】中国の科挙の制における第一段階の試験。 三年に一回各省都で行われ, これに及第すると挙人となる。 元代以後の呼称。XIIIきょうし【驕侈】おごりぜいたくなこと。XIV「安逸~に生長する人は/西国立志編(正直)」
きょうし【驕肆・驕恣】おごりたかぶってわがままな・こと(さま)。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.